2011年2月23日水曜日

いよいよラストチャンス!

毎週末にイベント目白押しの本展ですが、いよいよ今週末は池田龍雄さんご本人が自作を語る最終回。福岡ケンビでの講演会と3号倉庫でのギャラリートークです。

ここを聞き逃したら、マズイっちゃないと?

以下、担当学芸員の熱いメッセージとともに。


◆2月26日(土)

池田龍雄講演会「アヴァンギャルドの軌跡 1970年代以降の作品を中心に」

午後2時~3時30分
場所:福岡県立美術館・4階視聴覚室(無料、当日先着順80名まで)

社会に向き合い、ルポルタージュ絵画、ペン画の名作を手掛けた50~60年代をへて、
70年代の池田さんは、概念芸術に関心を寄せます。
「梵天の塔」などのパフォーマンスを自ら展開しながら、
15年以上におよぶ、宇宙と生命の深奥を描いた
絵画シリーズ「BRAHMAN」に取り組み始めたのも70年代でした。
美術館評価の高い、50年代のペン画に対して、
70年代以降の、それ以前とは大きく変貌した作品群が、
これまであまり評価されてこなかったのは事実です。
60年の全貌を紹介する本展開催を機に、
70年代以降の創作について池田さん自身が語る、
これまでなかった貴重な機会です。


◆2月27日(日)

作家が語る見どころトーク3

午後2時~3時
場所:共同アトリエ・3号倉庫(無料)

作家によるギャラリートークの第3弾は、
90年代から2000年代の作品を展示した、
本展第2会場:共同アトリエ・3号倉庫で開催いたします。
代表作「漂着」などの複数のオブジェと絵画を組み合わせた、
ひとつの大きなインスタレーションともいえる空間で、
26日の講演会の続きにあたる、今を刺激する鮮烈な言葉が、
現役の画家の口から、ダイレクトに聞けるはず!