2011年6月23日木曜日

大きな手紙

6月11日から始まっているコレクション展2「夏休み特集:拝啓 高島野十郎 様」。

展覧会場では「野十郎への手紙」を募集し、「投函」してくださったものを掲示しているのですが、会場の外に野十郎への大きな「手紙」を展示しております。

それが、『高島野十郎ものがたり』紙芝居です。


今から5年前、古賀市の小中学生たちが野十郎の作品を見て、その生涯を勉強してつくった紙芝居。野十郎の生家を見学に行ったり、東大水産学科で学んでいた彼にならって魚をじっさいにさばいて観察したりと、さまざまなアプローチを経て、自分たちなりの「ものがたり」を編んでくれたのです。


これもまた野十郎への想いを託した「手紙」だろうと、今回、所蔵されている古賀市子どもの本の交流会さまからお借りして、ご紹介しております。

工夫と愛情たっぷりのこの大きな「手紙」。展覧会に足を運んでいただいた方はこちらもお見逃しなく。