2011年10月18日火曜日

【イベント情報】ギャラリートークを開催します。

「太宰府の美術」展の関連イベントとして、ギャラリートークを開催します。

本展の企画を担当した魚里洋一学芸課長が、展覧会の見どころ、楽しみどころ、裏話などをわかりやすくお話しします。

みなさまお誘いあわせのうえ、ふるってご参加くださいね。


【日時】
  (1)10月23日(日)
  (2)10月29日(土)
  (3)11月13日(日)
  (4)11月19日(土)  
    *いずれも、午後2時から40分程度

【参加費】
  無料。ただし、当日の入場券が必要です。

【場所】
  福岡県立美術館 4階 展覧会場にて


多くのみなさまのご参加を心よりお待ちしています!!



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郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術

会期=2011年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4階
時間=午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

観覧料=一般300円(200円)、高大生140円(100円)、小中生60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は割引料金(200円)
*次の方々は無料=家族の日(11月20日)の入場者全員/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下

2011年10月17日月曜日

太宰府美術散歩を開催しました。

昨日、10月16日、太宰府の美術展の関連イベントとして、「太宰府美術散歩」が行われました。

数日間天気が悪かったので心配でしたが、当日は見事に晴れ。

すずしい風がふく心地よい秋空の下、NPO法人「歩かんね太宰府」さんのご協力をいただき、スタッフを含め総勢約20名で古都太宰府の街を歩きました。
 
写真はNPO法人「歩かんね太宰府」のスタッフさんたち。
 太宰府政庁跡に建つ太宰府展示館の前に午後1時に集合しました。

そしてまずは、太宰府の美術展でも作品を紹介している冨永朝堂のアトリエである「吐月叢」へ。


ゆっくり作品を見ながら、「歩かんね太宰府」のスタッフさんからお話をうかがったのちは、ゴールの太宰府天満宮を目指して歩きました。

「歩かんね太宰府」のスタッフさんが、行程のところどころで、その場所のことや、歴史の話をしてくださいました。


観世音寺のあたりをぬけると、満開に開いたコスモス畑もあり、秋空に彩りを添えていました。


さらに歩き続けること約1時間、太宰府天満宮に到着しました。

太宰府天満宮境内に安置されている冨永朝堂の《御神牛》(昭和60年)

参拝を済ませた後には、太宰府天満宮の絵馬堂へ。そこには太宰府の美術展の出品作家である斎藤秋圃、吉嗣鼓山、萱島秀峰をはじめとして、多くの絵馬が奉納されています。

なかには、マイケル・リンによるとても現代的な絵馬も。

絵馬堂にて。左上に見えるのがマイケル・リンの絵馬(2009年)
 その後、太宰府天満宮宝物殿で常設展示と、これまた太宰府の美術展の出品作家である豊福知徳の彫刻展を鑑賞しました。

すべての予定が終わったのが午後4時過ぎ。
3時間も歩き続けたことをほとんど感じさせないくらい充実した一日でした。

イベントに参加してくださったみなさま、スタッフとしてご協力いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。

「太宰府の美術」展、ひきつづき開催中です。

スタッフ一同、みなさまのお越しを心からお待ちしています。


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郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術

会期=2011年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4階
時間=午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

観覧料=一般300円(200円)、高大生140円(100円)、小中生60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は割引料金(200円)
*次の方々は無料=家族の日(11月20日)の入場者全員/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下

2011年10月14日金曜日

太宰府の美術展、好評開催中です。

「太宰府の美術展」、おかげさまで現在好評開催中です。

そこで今回は、展覧会のことと楽しみ方について、お知らせしようと思います。

さて、先日のブログで、すごろくの形をしたかわいらしいチラシを紹介したことをおぼえてますか?
しかし、すごろくになっているのは、チラシだけではありません。

なんと、この展覧会もすごろく仕立てになってるんですよ。
というのも、展示会場をすごろくのように見たてて、

 ■振出し 「さいふまいり」に出かけましょう
   
 ■1 斎藤秋圃 多彩な経歴と作品
    →斎藤秋圃(さいとう・しゅうほ)
 
 ■2 吉嗣家 迫力ある詩書と水墨画
    →吉嗣梅仙(よしつぐ・ばいせん)、吉嗣拝山(よしつぐ・はいざん)、吉嗣鼓山(よしつぐ・こざん)
 
 ■3 萱島家 花鳥画や歴史画の名手たち
    →萱島秀山(かやしま・しゅうざん)、萱島秀岳(かやしま・しゅうがく)、
     萱島秀峰(かやしま・しゅうほう)
 
 ■4 書家・宮小路浩潮と他の絵師たち
    →宮小路浩潮(みやこうじ・こうちょう)、大城谷桂樵(おおぎたに・けいしょう)、
     藤瀬冠邨(ふじせ・かんそん)、入江之介(いりえ・しかい)
 
 ■5 冨永朝堂 冴えわたる木彫のわざ
    →冨永朝堂(とみなが・ちょうどう)
  
 ■6 冨永朝堂の後継者たち 弟子と筑紫美術協会
   →豊福知徳(とよふく・とものり)、小田部泰久(こたべ・やすひさ)、
    小野茂明(おの・しげあき)、二科十朗(にしな・じゅうろう)、足達襄(あだち・じょう) 

 ■上がり 天神様の御前へ

というように、振出しから上がりまで、合わせて8つのコーナーに分けて展示しているんですよ。

太宰府が誇る作家たちによる、屏風や絵巻、軸物、書から油絵、彫刻、写真に至るまで、様々な作品がところせましと並んでいます。


また、会場の中には、作品とみなさまの「つなぎ手」としてのお仕事をする「ハンズさん」というスタッフがいます。
作品解説をしたり、楽しい見方を提案したりと、とってもフレンドリーに話かけてきますよ。
ハンズさんとおしゃべりをしながら作品を見ると、思わぬ発見があったりして、ひとりで見るのとはちょっとちがう楽しい体験ができるはずです。



太宰府の美術展には、まだまだお楽しみポイントがあります。

なんと、会場の中ですごろく遊びができます!!



しかも会場に来てくださった方には、こんなに素敵なおみやげが!


これは、実際に展示されている作品の絵はがきなんですけど、よーく見ていただけばおわかりのように、この絵はがきを切ると、すごろく用のサイコロとコマができあがるんです。


なので、展覧会に来ていただいて、チラシと絵はがきの両方をゲットすれば、みなさんのおうちでもすごろく遊びが楽しめますよ。



太宰府の美術展、まだまだ続きます。

スタッフ、ハンズさん一同、みなさまのご来場を心からお待ちしております。


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郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術

会期=2011年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4階
時間=午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

観覧料=一般300円(200円)、高大生140円(100円)、小中生60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は割引料金(200円)
*次の方々は無料=家族の日(11月20日)の入場者全員/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下

2011年10月3日月曜日

「太宰府美術散歩」の参加者を募集しています

「郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術展の開幕も、いよいよ今週10月8日土曜日にせまってきました。

この展覧会は、江戸時代以降、太宰府天満宮の門前町として栄え、独特の文化が花開いた“太宰府”という場所に注目して、そこで織りなされた美術をご紹介するものです。

そこで、展覧会をより深く味わってもらうために、関連イベントを行います。

その名も、「太宰府美術散歩」

このイベントは、NPO法人「歩かんね太宰府」にご協力いただいて、展覧会の出品作家でもある彫刻家の冨永朝堂氏のアトリエ、太宰府天満宮の絵馬堂、宝物館などをめぐるというものです。
福岡県立美術館学芸員も同行いたします。

太宰府のまちを歩きながら、その街並みや雰囲気を肌で感じることで、展覧会もより一層楽しめること間違いありません。

すがすがしい秋の一日に、古都太宰府でまち歩きを楽しみませんか?


「太宰府美術散歩」
  【日時】2011年10月16日(日) 午後1時~4時頃まで
  【集合】大宰府展示館前(大宰府政庁跡の東隣)
  【解散】太宰府天満宮
  【人数】20名様まで
  【参加費】1人500円(傷害保険料込み)
         なお、宝物館入場料(300円)や雨天時のバス運賃(100円)などは別途
        負担をお願い致します。
        また、参加者には「太宰府の美術展」の招待券をプレゼントいたします。
 
  【申込方法】
   福岡県立学芸課まで、電話かFAXまたはE-mailで、
   ①参加者のお名前、②ご連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)、③年齢をお知らせください。

  【問い合わせ・お申込先】
    福岡県立美術館学芸課
     電話:092-715-3551
     Fax  :092-715-3552
     E-mail:fpart-g@lime.ocn.ne.jp


みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
もちろん、展覧会にもおいでくださいね。

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郷土の美術をみる・しる・まなぶ vol.3 太宰府の美術

会期=2011年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4階
時間=午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)

観覧料=一般300円(200円)、高大生140円(100円)、小中生60円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は割引料金(200円)
*次の方々は無料=家族の日(11月20日)の入場者全員/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下