2011年12月5日月曜日

「木彫の系譜」展、オープンしました。

こんにちは、福岡県立美術館ブログ担当のYです。
1127日まで開催されていた「太宰府の美術」展も無事に閉幕しました。
会場まで足を運んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。

さて、太宰府の美術展の閉幕もつかのま、2011年の最後を飾るコレクション展「木彫の系譜 山崎朝雲、冨永朝堂、豊福知徳を中心に」122日からはじまりました。



明治期以降の福岡県では、日本木彫界の重鎮である山崎朝雲を筆頭に、数多くの彫刻家を輩出しています。
そこで今回のコレクション展では、山崎朝雲からその弟子である冨永朝堂、そして豊福知徳へと受け継がれた伝統的な木彫の技と多彩な表現を、福岡県立美術館のコレクションを通してご紹介しようというものです。
展示の前半には、彼ら3人を中心とする30点以上の彫刻作品がずらりと並び、迫力に満ちた壮観な空間になっています。

そのほか、コレクション展の後半では、高島野十郎や坂本繁次郎、児島善三郎らの油彩画なども展示しているとても盛りだくさんの展覧会です。

このコレクション展の内容や見どころについては、これからこのブログで少しずつお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに。

また、「木彫の系譜」展に関しては、毎週土曜日の14時から、当館学芸員によるギャラリートークが開催されます。
みなさまお誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。スタッフ一同、みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。



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2011コレクション展Ⅲ 特集 木彫の系譜 山崎朝雲、冨永朝堂、豊福知徳を中心に

会期=2011122()2012126()
休館日=月曜日(ただし祝祭日の場合は翌火曜日休館)
会場=福岡県立美術館 4
時間=午前10時~午後6(入場は午後530分まで)


観覧料=一般300(200)、高大生140(100)、小中生60(50)
*( )内は20名以上の団体料金
65歳以上の方は割引料金(200)
*次の方々は無料=身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者/教員引率による児童・生徒およびその教員/会期中土曜日の高校生以下