2013年1月22日火曜日

福岡アートバスツアーに参加しました

現在、福岡市美さんと同時開催中の「福岡現代美術クロニクル1970-2000」。この展覧会は関連イベントももりだくさん。バスツアーがあったり、上映会があったり、パフォーマンスがあったり、ワークショップがあったり。

特設ウェブサイト


先日行われた福岡アートバスツアー(その1)に参加してきました。ケンビをバスで出発し、4か所のギャラリーやアートスペースをめぐって、最後にまたケンビに戻って来てみんなでいっしょにクロニクル展を見るというコースでした。



最初は天神のギャラリーとわーる(中央区天神)へ。クロニクル展の出品作家でもある小川幸一さんが説明くださいました。

とわーるで引きつづき、作家の山根久美子さんも。参加者のみなさん、熱心に聞き入ってらっしゃいます。

ギャラリーとわーる
http://blog.towa-ru-mocco.com/

次はギャラリーおいし(中央区天神)に移動。こちらでは、クロニクル展の出品者でもある村上勝さんが個展をされていたので、村上さんが説明くださいました。

ギャラリーおいし

そして、ヴァルト アート スタジオ(博多区千代)へ移動。オーナーの森さんが迎えてくださいました。

ヴァルト アート スタジオ

最後はアートスペース・テトラ(博多区須崎町)に。ここは複数人で共同運営されているスペースで、この日は代表の坂口さんと、開催中の展覧会の企画者である羽生さんがお話しくださいました。

アートスペース・テトラ


1時30分から3時30分までの約2時間。時間が足りないほどの濃密さ。「ふだん一人では入りにくい場所にも行けてよかった」「作家さんから直接話を聞けてたのしかった」と、参加者のみなさんもよろこんでくださったそうです。

ちなみに今回コンダクターをつとめてくださったのは、福岡市美術館の鬼本さん。「クロニクル展」カラーの黄色い帽子をかぶって案内、解説と大忙し。ありがとうございました!

次回、福岡アートバスツアー(その2)は1月27日。しかし、すでに定員いっぱいで、当日参加はしてもらえませんので、あしからず。


2013年1月12日土曜日

「福岡現代美術クロニクル」展はじまりました!

新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいました。みなさんにはどんな新年が始まっているのでしょうか?

福岡ケンビの新年は、5日より「福岡現代美術クロニクル1970-2000」が始まり、またコレクション展3「特集 光をさがして」が年越し続行中です。

クロニクル展は、ご存知の方も多いでしょうが、福岡市美術館さんと初めての合同企画、同時開催です。内容的にはケンビをご覧になってから市美に行かれるのがおススメ。2月11日までですので、意外とあっという間に終わりますから、ご注意を。


特設サイト


ちなみに、1980年代につくられた実験映像の上映会もあります。2月2日、3日は福岡県美で、2月10日は福岡市美で。内容などは上記サイトからご確認くださいね。

さてさて、あわせて開催しているコレクション展ですが、こちらにもクロニクル展関連コーナーとしてケンビ所蔵の現代美術作品を会場後半に展示しております。

クロニクル展にもご出品いただいている小川幸一さん、広橋勲さんの作品をはじめ、森山安英さん、池田龍雄さん、菊畑茂久馬さん、磨墨静量さん、孫雅由さんの作品もご紹介しております。光(と影)をすこし意識したラインナップにもなっています。



▲広橋勲さんの「協相」3点(1997年)


そして特集展示「光をさがして」ではもちろん、高島野十郎の「蝋燭」や坂本繁二郎の「月」など、洋画をはじめ、彫刻、工芸も展示しております。

クロニクル展のチケットをお持ちの方は、コレクション展は無料でご覧いただけますので、クロニクル展ですでにお腹いっぱいになるかもしれませんが、ぜひコレクション展にも足をお運びください。

ではでは、ブログやツイッターのゆるゆる更新にもお付き合いいただきながら、2013年ケンビの活動にもご期待ください!