2013年6月29日土曜日

コレクション展クローズ前日に

コレクション展「特集 はるかなる風景」は明日が最終日。その直前に、今日は古賀市から3つの小学校の混成チームでコレクション展を見に来てくれました。

3年生から6年生までの総計29名。古賀市教育委員会が実施している「アートバス」という事業の一環だそうです。職員の方と、ボランティアスタッフとして九州産業大学の学生たちも参加。和やかな雰囲気が素敵でした。

美術館での「おやくそく」を確認した後は、2チームに分けてみんなでいっしょに1枚の絵を見ます。そしてもう1枚。そうやって絵を見ることの楽しさやコツをつかんで、あとは自由に。

いろんな角度から絵を見たり、同じ画家が描いた絵を探してみたり、あれが好きこれが好きと、みんな生き生きと絵を遊んでいました。

大人と子どもが絵を語りあっている様子がほほえましいですね。

「いつ頃描かれたのかな?」と興味津津。

なんか見つけたようです。呼ばれています。笑

し、しぶい。世界遺産効果で富士山が人気。

大学生に持論を展開している小学生!

そして、誰より楽しんでいたのは実は小学生ではなく、私たちスタッフ、つまり大人なのです。

子どもたちの自由な発想にはいつもいつも驚かされるばかり。今回もいろんな発見を教えてもらいましたので、次のギャラリートークに生かしてみたいと思います。笑

2013年6月4日火曜日

九州芸文館に行ってきました

前回のブログでもお伝えしたように、現在ケンビ・コレクションのなかでも選りすぐりの作品が九州芸文館という施設で展示されています。

てことで、行ってきました。JRの筑後船小屋駅を降りてすぐの大きな公園の中にあります。

 隈研吾さんの設計協力による建物はもちろんかっこいい

訪れたこの日は、展覧会にちなんだワークショップが開催されていました。その名も「絵を食べる!」
なんておいしそうな、そしてアートなクッキー!

講師はアーティストのオーギカナエさん。展示してある作品からお気に入りのモチーフを見つけて、クッキーに描いてみよう!というワークショップでした。

オーギカナエさん、説明中

クッキーの素地をつくったら展示室に移動して、実際の絵の前でスケッチしますよ。
宇治山哲平の抽象画はやっぱり人気

宮崎凖之助の木の球とお話しながら

スケッチする風格はもう芸術家そのもの!

このスケッチをもとにクッキーに絵を描くわけですが、これがなかなかむずかしい。
オーギカナエさんの実演中。みんなうまくできるかな?

真剣そのもの!

うわあ、かわいいデザインだ!

みんな思い思いのクッキーをつくって、とてもたのしそうでした。こんな絵の楽しみ方もあるんですね。

九州芸文館でのケンビ・コレクション展「はじまりはここから」、6月16日まで。お近くの方はもとより、すこし遠くの方も公園でピクニックがてら(近所には炭酸温泉などの憩いスポットもありますよ!)足を延ばしていただければ幸いです。